FAQ よくある質問

服用に関するご質問

「食間」とは食事と食事の間のことで、食事をしてから約2時間が経過した時間です。食事中に服用するという意味ではありませんので注意してください。服用時間は薬の性質によって決められていますので、指示通り服用することが大切です。
服用している薬によりますが、医師や歯科医師を受診してお薬を服用している場合、市販のお薬の中に同じような効果の成分が入っている場合があります。そのため、必ず医師、歯科医師、薬剤師に相談してください。
食後などの決まった時間ではなく、発作や症状がひどいときに薬を服用することです。1日の服用回数や服用間隔に決まりがある場合があるので、お薬をお渡しする際に薬剤師からご説明いたします。正しく服用することで症状の悪化や副作用の防止につながります。
医薬品は正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。「医薬品副作用被害救済制度」は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。

保存に関するご質問

医療機関から処方された医療用医薬品は原則として、薬を飲む必要がなくなった時点で廃棄してください。
次回発病時には、再度医療機関で診察を受けて、処方された薬を飲むようにしましよう。
多くのお薬は室温保存(1~30℃)のため特に指示がない場合は、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
一部例外として、冷所保存など冷蔵庫で保管するように指示があるお薬もあります。主にシロップ剤や目薬、坐薬、未開封のインスリンなどです。このときは凍結にご注意ください。季節や冷蔵庫内の場所によっては凍ってしまうことがあるので、気をつけるようにしましょう。

薬に関するご質問

ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使っており、品質・効き目・安全性が同等なお薬です。製品によっては、服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良したジェネリック医薬品もあります。新薬に比べ開発費が少ないため、新薬より価格が抑えられるメリットがあります。
オーソライズド・ジェネリックは、新薬メーカーの許諾を受けて製造販売するジェネリック医薬品です。有効成分だけではなく、添加剤や製造方法が新薬と同じお薬です。

その他

かかりつけ薬剤師は、あなたが現在服用している処方薬や市販薬などの情報を把握し、薬の飲み残しや重複、副作用などがないか、1つの薬局で継続的にチェックします。また、患者さんの自宅に訪問して健康や薬の相談に乗るほか、薬局が開いていない時間帯もご相談いただける体制を整えています。
治療のために医療機関を受診するときや薬局に行かれる際には、お薬手帳を医師や薬剤師にお見せください。また、急な体調変化にも備えて、お出かけの際には常に持っているようにしましょう。急な入院・事故・災害時など、万一のときにもお薬手帳があると服用歴がすぐわかるため、迅速で適切な治療を受ける助けになります。
飲み忘れて余ってしまったお薬がありましたら、薬局にお持ちください。薬剤師がお薬の状態や数を確認し、処方日数を調整してもらえるように医師に連絡したり、次回の診察の際に直接医師に残薬を伝えられるようなメモを作成したりいたします。お気軽にご相談ください。
医療保険制度のもとで処方箋にもとづいて調剤してお渡ししたお薬に関しては、後日の返品・返金はできません。お薬についてご不安や疑問等ある場合には、お受け取りの際に薬剤師にご相談ください。